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行動文化 (42) 鞍馬天狗 

 鞍馬天狗

 今回は雑談――というと「これまでのは雑談じゃないのか?」といわれそうだが、ここんとこ、ちとリクツが続いた 今日は酒でも飲みながら雑談で遊ぼう 二十年ほど前の、桜の時期に書いた雑文がある 文体もいまとそれほど変わっていないから、そのまま持ち出す 高校の悪友どもが相手の雑文だから少々浮かれ気味だが、しばらくお付き合い願いたい ま、とりあえず一献


  ―――――――――――――――――――――――――


 ことしの東京の桜は、雪の桜だったな 


花吹雪とも呼ぶが、今年の桜吹雪には本物の雪が入り乱れた 


♪花咲かば、告げんと言ひし山里の、告げんと言ひし山里の、使いは来たり


馬に鞍――御存じの「鞍馬天狗」 めったにないことだが、桜の花弁が、降りしきる雪と夢幻のうちに入れ替わるといった趣の、「山里」ならぬ東京の花吹雪を宮崎にいて見た 桜がもつ一種の妖気を雪がひき出したような凄味のある景色 演出を工夫して能舞台にかけたらよさそうな、これは日本人好み――


 春分から数えて十五日目が二十四節気のひとつ「清明」 これは支那の呼び方だが、陽暦の四月五日ごろがこれにあたる まだ書翰文の書き出しに「料峭の候」が使える そこへあつらえたような桜吹雪


 晩唐の詩人杜牧に、「清明」と題する詩がある 杜牧は李白とともに好きな詩人だが、李白も杜牧も酒を愛する 酒の詩が多い 小生は酒は嫌いじゃないが、歌に詠むほどの酒徒ではない 中学の三年生のころ、柔道の稽古の帰りに湯呑で五杯ほどガブ飲みして、帰ったら目を回してひっくり返った これが小生の酒の始まりである 悪いおじさんがいて、稽古を見ていたが終わったらそばへきて、おまえ柔道をやるなら酒を飲まなけりゃあダメだと――いま考えてもよくわからん妙なリクツで飲まされた 旨いともなんとも思わなかったが、柔道が強くなるのならと―― 胸が悪くなって飲んだ分はみんな吐き出したが、二、三日はげんなりした 「おれはバカだな」と思った  


つまりひどい二日酔いが小生の酒のはじまりである いまは好みの酒も決まり、気が向けば酒杯もとるが、元来が気分の酒………そんなこたどーだっていい 小生がどの程度の酒飲みか、聞いたってしょうがなかろ ――えーと、なんの話だっけ――そうそう、杜牧先輩の「清明」の話だった これだ


 


清明時節雨紛紛 路上行人欲断魂 借問酒家何処有 牧童遥指杏花村 杜牧


  アメハフルフル、ココロハヒエル フラレオトコハシンダホガマシダ 


  ソコユクニイチャン、ノミヤハナイカ オジチャンスモモノアッチダヨ  


 

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